1階ホール催し物を紹介します。

○甲冑体験コーナー
  

子どもさんも子ども甲冑を装着!!

○模擬火縄銃体験コーナー(13:20〜50)(14:10〜40)2階右側テラスにて(鉄砲演武と同じ場所)
                   ただし鉄砲演武の時間は、休止。
 

○「おもしろ鉄砲アラカルト」実験教室
 空気砲などのおもしろ科学実験を実演します。
 

○雑賀衆関係パネル展示
信長の攻め防ぐ堀、和歌山の『鷺ノ森遺跡』で大規模な溝」が発見されました。
今年2015年の1月9日に発表されました。

 そこで、孫市まつり当日、一階ホールにて『鷺ノ森遺跡』写真パネル展も開催します。
発掘の模様など25枚の写真パネルを展示する予定です。よろしくお願いします。



『鷺ノ森遺跡』写真パネルをはじめ鷺森別院の蔵にあった絵
紀州雑賀鉄砲衆の火縄銃や手作り甲冑などを展示します。
 

☆鷺ノ森遺跡について
和歌山市鷺ノ森南ノ丁の市立城北小学校内にある鷺ノ森遺跡で、16世紀後半ごろの
大規模な溝が見つかり、市教委などが1月9日、発表した。織田信長と対立していた
本願寺側の和歌山の拠点「鷺森御坊」を防御するために造られたとみられ、大阪・石山
本願寺と信長側との緊張関係が、和歌山にも影響を及ぼしていたことを裏付ける興味
深い資料になりそうだ。

市教委や市文化スポーツ振興財団が、平成24年度から同小グラウンドを調査。発掘現場
は本願寺鷺森別院の南側に当たり、幅約16メートル、深さ3メートル程度とみられる堀の
跡が見つかった。

同院は、中世末期には「鷺森御坊」と呼ばれ、紀州における浄土真宗の信仰の中心だった
という。この一帯を拠点とした雑賀衆は、信長との戦いのため石山本願寺側へ援軍に赴い
た。信長による天正5(1577)年の紀州攻めの際には、和歌山市内で戦闘があったという。
同院は、信長と和睦した本願寺側が一時的に移ってきた場所としても知られる。

今回の堀は、現在の町の区割りとは異なる方向に延びていることから、鷺森御坊に沿って
設けられた堀と分かった。中世後期の瓦や陶磁器なども出土し、堀は江戸時代に埋められ
たという。市教委担当者は「鷺森御坊が信長と対立していたことは当然考えられる」とし、
発掘を担当した同財団担当者は「堀は、攻めるためではなく守るためのものだろう。中世の
街並みも分かることから、貴重な資料」と話した。