○紀の国わかやま文化祭2021 映画「紀州騎士」【きしゅうでないとぉ！】 　｢紀の国わかやま文化祭2021｣に参加した映画「紀州騎士」を紹介します。 　「紀州騎士」は【きしゅうでないとぉ！】と読みます。 　 　いつも野外劇に出演してくれている七海薫子さんが、発案した企画を 　孫市まつり野外劇演出の中野広之監督が脚本・監督した映画です。 　和歌山の魅力をあらためて再認識する映画でもあり、嬉しいことに 　和歌山の祭りの代表として孫市まつりを紹介してくれています。 　 　詳しくは、下記に紹介しているチラシや【物語あらすじ】など見てください。 　チラシは、表面・裏面ともにクリックすると大きくなります。 　 　　　　　 　　　　　　　　映画「紀州騎士」チラシ表面 　 【作品データ】 　　制作年／2021年 　　制作国／日　本 　　内容時間／105分 【出　　演】 　（役者名） 　　　　　　（役　名） 　七海薫子 角長彩楓（かどちょう　さやか） 　原田龍二 野火ひらさか（角長醤油・職人頭） 　旭屋光太郎 角長大三郎（さやかの父） 　小西博之 源さん（市ノ瀬の農家主人） 　工藤堅太郎 古村一慶（天地人新聞社編集長） 　福永誠次 雑賀一路（通称イチ・直球新聞社記者） 　瀧川寛大 織田信愛（通称ノブ・役者） 　上田琴夏 風水渚（ノブの彼女） 　奥野梓 角長常子（さやかの母） 　志海三奈 岡森純（元不良の通称ジュン） 　唯本依月 吉川のぞみ（一人娘を持つシングルマザー） 　堀川美優 岩佐涼香（元引きこもりの通称リョウ） 　岡崎菜々実 学田秀子（さやかの小学校の先生） 　西村匡生 笹山龍男（さやかの元同級生） 　正木吉紀 一ノ瀬将輝（市ノ瀬の米農家） 　勇元気 ヤクザ（街でさやかと古村編集長に絡むヤクザ） 　加納恒儀 角長光三郎（さやかの兄） 【スタッフ】 　　監　督　　中野広之 　　原　案　　七海薫子 　　脚　本　　中野広之 　　撮　影　　杉原典彦 　　照　明　　川戸貴宏 　　録　音　　小林薫 　　編　集　　小林薫 　　プロデューサー　　　　吉田耕司 　　プロデューサー　　　　加納誠 　　チーフプロデューサー　小林薫 　　主題歌 　　オープニング『紀州人』／作詞：小西博之　作曲：大根田晃久 　　エンディング『倭』／作詞作曲：岡村康司（THE BEAT） 　　　　　 　　　　　　　　映画「紀州騎士」チラシ裏面 【物語あらすじ】 　幼い頃、人前に出ると、喋れなくなる病、場面緘黙症にかかる、主人公さやか。 　喋れないゆえ、虐められ、自分だけの殻に閉じ籠っていました。 　やがて成人したさやかは、新聞記者になり、 　社会の一隅を照らすような記事を書くようになります。 　その記事は、傷付いた人びとの癒しになり、 　多くの人々の生きる支えとなっていきました。 　しゃべれないからこそ 　大切にしてきた言葉は、やさしく人を包みこみます。 　人は、日常で投げ掛けられる言葉に希望を感じているだろうか。 　暴力的な言葉、分断する言葉で、心を蝕んでいないだろうか。 　この映画は、言葉に疲れ、傷ついた人 　怒りや差別に苦しんでいる人に 　対決しない寛容な生き方を指し示してくれます。 　脚本監督は、映画製作と共に、ユング心理学のカウンセラーとして、 　３０年間、民間の第一線で活動してきた中野広之氏。 　映画の舞台は和歌山県湯浅市、醤油屋角長、 　１８０年続いてきた日本唯一の木像建築蔵群、 　甦りの地、熊野古道、那智原始林です。 　人生の壁を家族の協力で乗り越えてきた、主人公 　過去の自分を愛し 　その上で再生させたいと思い、 　参拝登山に向かう 　和歌山の自然は人に 　何を与えてくれるのだろうか。 　　　　 　　　　　　　　　醤油屋「角長」を前に出演者のみなさん 「和歌山の魅力と和歌山の人達の温かさが詰め込まれた素晴らしい作品でした。 私も勇気を貰いました。本当に楽しく笑って、前向きになれる作品だと思います。」 との感想が寄せられています。 是非、ご覧ください。